どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

月曜日, 10月 25, 2010

ストレス発散作戦

「橘花ー。お前、最近、全然遊んでくれないのなー。」
「仕事、忙しいもん。ダニエルだってそうでしょ?」
「あんなに氷ばっかり彫刻してどうすんの?溶けちゃって勿体無いじゃん。どうせなら木とか石とかでやればいいのに。」

「分かんない。彫刻家のサガよ。」
「宗太が、溶けない氷の彫像の謎、知りたがってたけど・・・それ、なんか関係あんの?」
「は?知らないよ。氷なんだから溶けるの当たり前じゃん。」

どうもやはり、いつもの橘花とはちょっと様子が違います。

「あれー?左京、なんか浮かない顔してー。どしたのー?」
「うん・・・。」

左京は左京で、橘花を責めたてたことを思い悩んでいるようでした。
橘花がウソをついているとは思えなかったし、知らない、というのは本当なのでしょう。
けれど、それなら逆に疑問は大きくなるばかり。
「いや・・・あのさぁ・・・。俺、なんか余計なこと言っちゃったみたいで、橘花ちゃん、元気ないんだよ。」
「なぁーに?ケンカ?」

「そんなんじゃないさ!でも・・・悪いけどロッタちゃん、橘花ちゃんを元気付けてやってくんないかな?」
「あたし?」
「そう。こういうことって、女の子同士の方がいいと思うから・・・。」

「あー。そういうことなら任せて!なんだかよくわかんないけど、橘花を元気付ければいいの?」
「うん。頼んだよ。」

「頼りにしてるから。」
「OK-。」

左京に頼まれて、橘花の慰め役を引き受けました。

「ねー、橘花。近くに新しいお店がオープンしたんだって!行ってみない?」
「んー・・・。あんまり気分、乗らない・・・。」

「そんなこと言わないでさー。あたしもストレス溜まってるし、発散しに行こうよ!」
「ロッタがストレス!?どうしたの!?」
「あたしだってストレス溜まるよー。ギルとなかなか遊べないしー。あいつ、健全だからさぁ。」

「ねっ。」
「うーん・・・。たまには・・・いっか。」

ロッタがこうまで言ってくれているのです。
断る手はありません。
「よしっ。じゃ、あたしの部屋、行ってて。用意してくっから。」
「ん?」

「用意って・・・?」

言われるがままに、ロッタの部屋で待っていると、
「お待たせ、お待たせ。」
「なーに?」

「服よ、服!!着替えなきゃ!用意してきたから!!」
「えー?これじゃダメなの?」

「だって今日は、思いっきり発散しに行くんだもん!!キレイな服着て、ばっちりメイクして行かなきゃ!」
「キレイな服って・・・。」

変身は女の子の醍醐味です。
街のサロンに行ってもよかったけれど、残念なことになるのが目に見えていますので・・・。

「これでどうだ!」
「げっ!」

「これはちょっとマズいっしょ?」
「なんでー?可愛いよっ♪」

「可愛い系は似合わないんだってば!」
「そんなことないのにー。」
「ね、他のないの?」
「んー・・・とっておきだったのにー。」

「じゃあー・・・これっ!」
「う・・・。」

「きゃははーっ!似合う~っ!」
「・・・ねぇ・・・せめて、レギンスはいてもいい・・・?」
「バッカねー!そんなのはいちゃ、ダメだってばー!」

「よーし・・・あたしもこれで!」
「・・・ロッタ、可愛いんだもん・・・。」

「あんたさー、自分が可愛くないとでも思ってんの?」
「可愛くないよ。」
「バッカねー。」
「そんな、バカバカって言わなくても・・・。」

「ま、いいや。左京に車、借りたから!これで行こ!」

「ねー。こんな昼間っからやってるの?」
「24時間開いてるらしいよ!」

二人がやってきたのは、街の中心地の端。
ジムやコインランドリーの並びの、ぽっかり開いた空間に・・・

こんな建物が建っていました。
「なにここ?お城?」
「きゃ。ステキ~♪白亜のお城~♡」
「ロッタって・・・少女趣味ね・・・。」

中は・・・

ホールになっていて、ダンスやドリンクを楽しめるようになっていました。

続きます⇒






・・・また、こんな適当な建物を・・・。
けど、ここには食べ物のレジも設置したし、ネクターも味わえるようにしてみました。
先述のエルディアブロ・バーとは対照的に、明るい感じにしよう!・・・と思ったら、こんなメルヘンチックな感じに・・・。
『ヴァイス・ベルク』とでも名づけましょうかね・・・。

2 件のコメント:

  1. こんにちわ!

    すっごく素敵な家…。…じゃなくてお城!
    そっか…ああやって作ればいいのか…。
    屋根の所がお城っぽくて素敵…。
    私も一度、お城を作った事があるんですが、屋根がどうにもね…。
    フムフム…。いただきました♪

    さて、物語は不思議な事になってますね。
    いったいどういう事なのでしょうか?
    全部橘花ちゃんの名義ですもんね。
    一度しか会った事ないのに。
    もしや橘花の出生に秘密が…!!!
    とか色々と考えてしまいます(笑)
    本当にどうなるんだろ…?

    ダニエルのしょんぼりもなんか可愛い(笑)
    橘花ちゃんに許して欲しくて必死なんだもん。
    やっぱり橘花ちゃんとくっついて欲しいな~。

    けど彼女は宋太君に左京の面影を重ねてドキっとしていましたね。
    危ない危ない…。それから発展する恋もある…。
    や~ん!ダニエル、まじヤバイよ!!!
    頑張らねば!!!

    又遊びに来ます(^.^)/~~~

    追伸 私もタイトルには毎回泣かされています(笑)

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  2. まことんさん、こんばんはー!

    お城ね・・・てきとーに作ったんですよぉ。
    こんな感じかな~なんて思って。
    左右対称の建物は、作るの楽だな~。
    そう言えばEAストアでお城セットを買ってあったのに、まったく使わなかった・・・。
    なくてもお城っぽい建物は出来るものですね~。

    えへ。
    まことんさん、さすが鋭い!!
    そろそろ謎解きに入っていきます。
    お察しの通りで、たいした謎ではないんですけど(^_^;)ゝ

    ダニエルと宗太なんですが、今後、ちょっと波乱万丈になってしまうかもしれません。
    この後の展開を考えるのが楽しくって♪
    左京に似てる宗太の方に、今まではアドバンテージがあったんですけど、そろそろダニエルにも見せ場を作らなくっちゃ!
    ・・・って見せ場になるのかどうかは分かりませんけどね。

    ほぼ、最後までストーリーが組み上がりましたので・・・というか、ラストシーンが頭の中に浮かんだので、そこまでどうやってつなげていくか考え中です。

    このシリーズは、タイトルは出来るだけ日本語で、簡潔に、分かりやすく・・・って思ってつけてるんですけど、難しいなぁ。
    記事書いた後に何度も読み返して、タイトルをつけたりしてるんですけど、どうにも思い浮かばないことが多くって・・・。
    まことんさんのとこはいっつもいいタイトルがついてるなぁ、って感心してるんですよ!!
    う~・・・見習いたい・・・。

    明日は(もう今日ですけど・・・)お休みなので、まことんさんとこに行って、ゆっくり鑑賞します!!

    おやすみなさい~(^-^)/

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