どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

水曜日, 9月 15, 2010

砂漠の国の迷い道(中編)

「んーっと・・・こっちかな?」
「あれ?お父さん・・・橘花さんとダニエルさんがいないよ?」

「・・・ったくあいつら・・・。ま、子供じゃないんだし、大丈夫だろ?」
「そうかなぁ・・・。」
「こうゆう時は探しに戻るより、先に進んだほうがいいよ。」

さほど広いダンジョンでもなさそうだし、来た道を戻りさえすれば出口に出られます。
来た道を覚えていれば・・・の話ですが。

「とにかく宝箱開けちゃおうぜ。」
「そうね。左京は慣れてるから大丈夫だろうし・・・。」

こちらも、探すよりまずは宝箱を開けてしまおうとその場にとどまりました。
「ここは何が入ってんのかなー?」
「それ・・・開けて大丈夫なの?」

橘花の制止も聞かず、覗き込んだダニエルでしたが、
「・・・。」

「・・・俺・・・見ちゃいけないもん見たかも・・・。」

「み・・・見てないよー。」
「みーたーなー。うがー。」

ミイラ出てきちゃいましたよ!絶体絶命!?

「宗太、その井戸はどっかに繋がってた?」
「いいや!なんにもなかったよ!冷たーいっ!」

「やっぱり向こうの階段かなぁ。」
「橘花さん・・・大丈夫かなぁ・・・。」
「ん?」

「おっと。やっぱりこっちだったか!」

「お父さん・・・ボクたち、迷ってないよね?」
「何言ってんだ!迷ってるわけないじゃないか!・・・うーん・・・数が足りないなぁ・・・。」

左京は目当ての炎の果実を見つけましたが、ちょっと数が足りません。
なので、更に奥に進んでいきました。

こちらは、ミイラを眠りから呼び覚ましてしまったダニエル。
「ダニエル・・・なんか・・・変なのがいる・・・。」
「変なのって・・・?」

やっとミイラの存在に気付いたダニエル。
「ぐわぁぁぁっ!こっち来んなーーっ!!・・・あれ?」

しかし、ミイラはダニエルの側を素通りして、橘花に向かっていきました。
「えっ?ワタシ?」
「ききき橘花!俺がやっつけてやるからっ!」

頼もしい!
「・・・と思ったけどやめた!橘花!逃げるぞっ!」

「えー。やっつけちゃおうよー。」
「ダメダメっ!呪われたらどうすんだよ!ここは逃げるが勝ちだよ!!」

「俺、もっと鍛えて、次はやっつけてやるからさ!」
「ホント?大丈夫??またエジプト、来る?」
「来ようよ!楽しいじゃん!」

勝手なこと言ってらぁ・・・とミイラもあきれていますね。
(ミイラの動きが見たかったので、わざと壁を下げてます。)

「えーっと・・・ここから来たよな?」
「そうだったっけ?なんか眠くなってきちゃったなぁ。」
「たぶんもうちょっとで出られるから我慢だよー。」

元来た道を戻ろうとしていますが・・・
「あ・・・なんか違う・・・。こんなとこ来たことない・・・。」
「うーん・・・確かに。見たことない場所っぽい・・・。」

本格的に迷ったのかもしれません。

一方、着々と探索を続ける左京と宗太です。
「えいやっ!!」

燃え盛る火の罠も気合で渡ります。
「よっ・・・と。」
「こいつを動かせば、次の扉が開くはずだ!」

「ほら!見つけたぞ!!」
「わ。すごい。」

炎の果実がたくさん実っている場所に到達することが出来ました。
ここで収穫して、必要数確保出来ました!

「どこなんだよ~ここ~っ。めそめそ・・・。」
「ね、この井戸、どっかに繋がってないのかな?ワタシ、潜ってみるね!」
「え~・・・。とんでもないトコに繋がってたらどうすんだよー。」

ダニエルの心配をよそに、
ちゃぷん。

橘花は井戸に飛び込んでしまいました。

な・・・長いのでもう一回続きます・・・。

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