どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

日曜日, 9月 12, 2010

逢魔が時

「んん~っ。今日も暑いなぁ。」

でもエジプトは湿度が低いので、さほど汗はかきません。
昼夜の寒暖差が激しいですけどね。(実体験)
「橘花!橘花!おはよう!!」
「朝から元気ねー。」

ダニエルですが、地元の人と鬼ごっこしてしまったらしく、鬼ごっこの呪いにかかってしまいました。
どこに行くにも猛ダッシュです。
「そうだ。コガネムシ、見つけたの?」
「いや、まだ。今から探しに行ってくるよ!」

そう言って、猛ダッシュで行ってしまいました。

「左京もなんか探しに行っちゃったし・・・ワタシもお手軽なアドベンチャーでも引き受けてみようかなぁ。」

そんなわけで、橘花も墓巡りの依頼を引き受けました。
お手軽といえばお手軽ですね!
「でも、一人で行くのも・・・。」
「あ、橘花さん、おはよ。」

「あ!ねぇ、宗太くん。今日はなんか予定ある?」
「別にないよ?市場行ってご飯食べて、ぶらぶらしようかなー・・・って。なに?どっか行くの?付き合うよ?」

「ホント?あのね、ピラミッド行ってスフィンクス行ってカルナック神殿行って・・・。」
「なんだ!観光コース巡りじゃん!行く、行く!!面白そう!」
「よかった!」

宗太が断るはずありませんね。
用意を整えて、出発です!


その頃ダニエルは、
「・・・見つからない・・・。どこにいるんだ?コガネムシって・・・。」

少なくとも街中にはいないと思いますよ・・・。

その頃の左京。
「おっ!ヘビ出てきたーーっ!!」

ヒマがあればヘビ使い。
まだまだレベルは低いですが、楽しそうです。

ピラミッド・スフィンクスと回って、カルナック神殿にやってきた橘花と宗太。
建物はほとんどなく、朽ち果てた遺跡ですが、
「こんなとこに階段あるよ?」
「橘花さん、大丈夫?」

「わ!ちょっぴり探検気分!!」
「宝箱あるよ?」

「ホントだ!!わぁ!!」

「ここにも宝物!!」

さほど価値のある宝物ではないのですが、コインも落ちていて、二人ともほっくほくです。

外に出てみると、夕闇がせまっていました。
「なんか・・・楽しいな。やっぱり連れてきてもらってよかった。」
「そうね。」
「(すごい・・・なんて・・・空の色だ・・・。)」

「あのさ、橘花さん。あの・・・。」
「なぁに?どうしたの?」
「ん~・・・。」

『好きだ』という言葉を、宗太はぐっと飲み込みました。
「・・・なんでもない。お腹減った。」
「そうね!暗くなってきちゃったし、帰ろっか!」

気付いてもらわなきゃダメだ、と思って、告白の言葉は胸の奥にしまいこみました。
つい・・・空の色のせいで自分の気持ちを言ってしまいそうになったけれど、今の心地よい関係が壊れるのもイヤだったんです。

そんなこととは露知らず、ようやくコガネムシを見つけたダニエル。
「コガネムシーはー金持ちだ~♪」

「金蔵建ーてた♪」

「蔵建てた~♪・・・あれ?この続き・・・なんだっけ?」

「うぉーーっ!思い出せんっ!!」

「・・・とかやってる間に残りのに逃げられたーーっ!!」

・・・1匹捕まえたので、ぼちぼちいきましょう。





「橘花さん!好きだーーーっ!!」←宗太、心の叫び(笑)
・・・いやいや、そうじゃなくって、ここに行くように指示したら、こんなポーズ。
『黄昏時』という言葉より、『逢魔が時』という言葉が好きです♪

コガネムシの唄は、ほんのちょっと続きがあるんですが、ダニエルが思い出せないようなのでそのままにしときましょう(^-^;)
何匹かいるのに、1箇所で1匹しか取れないのは仕様ですかね?

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