どうして道路を渡るの?

ようこそ、いらっしゃいませ!

こちらでは、EAのTHE SIMS 3での擬似日常をだらだらと綴っています。

*改めてごあいさつ*

長きにわたり、放置していてすみませんでした。

いつかは戻ってくる、と決めていたので、
移転や閉鎖もせず、けどいつの間にか2年半も経っていました。

やっと戻ってこれましたので、イチから出直します。

「君がいた世界」は、未完のまま終了です。
また、別館は閲覧できない状態にしています。

本当に、長い間留守にして、申し訳ありませんでした。

お気に入りリンクの整理、やっとしました。
リンク切れサイト様もいくつかあって、
2年半と言うのは長かったな・・・と改めて実感しています。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

主役ふたり、やっと揃いました。

Calico Capriccioso
第2話 新しい出会いとか再会とか

最終更新日 2015.04.03

水曜日, 6月 09, 2010

gigue

なんだかマルゴさんのことがとっても気になって、佐土原家を訪れたダリアンくん。
「マルゴさん!」(ゴミのこと考えてる様子なのはスルーで。)
「・・・何しに来たの?」
「あなたのことが心配で・・・。」

家族が誰もいないのを幸い、上がりこんだダリアンくん。
『こんないい家に住んで・・・子供までいるなんて・・・』

軽くショック受けてます。

『困ったわ・・・もうすぐ左京が帰ってきちゃう・・・。』

『・・・ワッフル、焦げちゃったし・・・。』

・・・マルゴさん、料理、ヘタだな・・・。

ダリアンくんがせっかく訪ねてきてくれたけど、追い返すことしか出来ません。
「ごめんなさい・・・帰ってちょうだい。」
「えっ・・・。」
「ここへはもう、来ないで。」

ダリアンくん、しぶしぶ帰って行きましたが・・・

左京が仕事から帰ってくると、妙な男が敷地内に・・・。

「やぁ!佐土原さん。あんたの奥さん、若い男とよろしくやってるんだって?」
「誰だよお前!出て行けよっ!」

彼は、パパラッチ、ということにしておきます。職業、「取立屋」だって!
『なんなんだ・・・今のヤツは・・・。』

「政界のトップのスキャンダルだ!諦めねえぞっ!」


『なんだか・・・イヤな感じがする・・・。』
「ママー。」

嵐の予感を感じるヒイナさん。儀助もちょっと不安そう。

「マルゴっ!お前、なにやってんだっ!妙な男が外うろついてたぞっ!!」
「えっ・・・。」
「あれほど言ったじゃないかっ!身を慎めってっ!!」

「あなたはいっつもそうやって体面のことばっかりっ!!」
「当たり前だろ!?俺、政治家なんだぜ!?」
「もういいわよっ!別れるわっ!!」

マルゴさん、とうとうキレてしまいました。
「は?なに言ってんだ?そんな話し、してないだろう?」
「もう耐えられないのよっ!あなたの冷たさにっ!!」

「冷たい?なんだよ、それ・・・。」
「私だってあなたの為に一生懸命頑張ってきたわ。でも・・・限界。」
「意味が分からないよ!」

「私は・・・あなたの体面を保って、跡取りを産むために嫁いで来たんじゃない・・・。左京・・・あなた・・・一度も『愛してる』って言ってくれなかったわね・・・。」
「え?そんなこと・・・いちいち言わなくても・・・。」
「分かってても、言って欲しい時もあるのよ・・・。」

「さよなら・・・左京・・・。」
「・・・。」


「ねぇねぇ、母さん、聞いてよ!マルゴったらさぁ・・・。」
「あんたバカ?引きとめなさいよ。」

「なんで?行くトコなんかないし、戻ってくるさ!」
「・・・出ていっちゃたわよ。」


『左京・・・やっぱり追いかけてきてもくれない・・・。』

「や!奥さん。子供ほったらかして、若いツバメのとこにでも?」
「・・・あら。ごくろうさま。左京とはたった今、別れたのよ。面白いネタにならなくて、ごめんなさいね。」


「・・・あれ?ホントに・・・出て行った・・・?」
「だから言ってるじゃない・・・。」

「なんでだよーーーっ!俺が何したって言うんだーーーっ!!」
「お・・・落ち着きなさいっ!」

「子供二人も・・・どうすんだよーーーっ!!」


外にはまだパパラッチがいました。(いくら追い払っても帰らない・・・)
「はっは~ん。豪華な家に住んでも、家庭内は大荒れか!」
「なんなのよ、あなたっ!」

「出てってちょうだい。逮捕するわよ。」
「気の強いばぁさんだな、あんた。長生きするぜ。」

「・・・余計なお世話よ。」

「・・・ったく。よい・・・」

「・・・しょっと。」


「母さん・・・これって・・・思い出になっちゃったってことかなぁ。」
「・・・あんた、バカでしょ。」

ホントに・・・。

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